冬は車の故障が多い?

車の故障は冬に起こりやすいです。

ただ、故障を起こさないために
何をすべきか分からない人もいるはず。

今回は冬の故障原因を説明しつつ、
対策などを紹介します。

★バッテリーが上がる
バッテリーは、
車の故障理由の中で
トップにランクインします。
冬場は気温が低いため、
バッテリーの性能が悪くなります。

セルモーターを何度も動かしたり、
短距離の移動を繰り返すと
バッテリーが上がりやすいです。
バッテリーが上がると、
エンジンがかかりにくい状況となって
立ち往生となる場合も。

JAFのロードサービスでは、
冬場の修理依頼の3分の1はバッテリー異常です。
バッテリーの点検は定期的に
行うことをおすすめします。

バッテリーを交換する必要がないか確認
バッテリーの寿命は2~3年程度です。
バッテリーの寿命が大丈夫か確認しておきましょう。
ただ使用頻度は少なくても、
1度上がったことがあるバッテリーは故障しやすいです。
定期的に確認しておくと良いでしょう。

★ヒーターが効かない
冬場は気温が低いため、
ヒーターがなかなか効きません。
ただ、状況によっては
全くヒーターが温まらないケースもあります。
この場合は「サーモスタット」の故障が考えられます。

サーモスタットとは、
車内の冷却水を通行させるための
ゲートのようなものです。
ゲートを開閉することで、
車内の温度調節をしています。

ただ、
故障するとサーモスタットが
開いたままとなり、
冷却水がラジエータを
通過し続けます。
結果、
ヒーターが全く温まらなくなるのです。

★タイヤがパンクする
スタッドレスタイヤへ変えないと、
パンクの原因になります。
路面に雪が積もると、
道路が凹凸状態になり
タイヤがパンクする確率も上がります。
スタッドレスタイヤに変える場合は、
下記のことを意識しましょう。

1.全てのタイヤにスタッドレスタイヤを使う

スタッドレスタイヤは、
前輪・後輪とも同じ種類の製品を使いましょう。
前輪と後輪で違うメーカーの
スタッドレスタイヤを使うのはおすすめできません。
なぜなら、
車のバランスが不安定になるため事故を
起こす原因となるからです。
車の横転やスリップに繋がるため
気をつけてください。

スタッドレスタイヤの空気圧を確認
スタッドレスタイヤの空気圧も確認しましょう。
適正な空気圧は車種で異なります。

車によっては、
適正値が記載されたシールが
運転席に貼ってあります。
なお、
適正値は一般タイヤ・スタッドレスタイヤ
ともに変わりません。

2.雨に弱い

雪には強いですが雨には弱いです。
通常のタイヤと比べて、
水分の吸収率が高い仕様となっています。
その結果、
水の上を滑る
「ハイドロプレーニング現象」が起こるのです。
高速道路ではスピードを出すため、
事故が起こりやすくなります。

3.タイヤの寿命を頭の中に入れる

スタッドレスタイヤも消耗品です。
使用年数が経つにつれて、
タイヤの表面が平たくなったり
劣化が進んだりします。

結果、
スタッドレスタイヤの機能を果たさなくなるのです。
なお、タイヤの寿命は
おおよそ2~3年程度といわれています。
定期点検を行って、
スタッドレスタイヤが安全に使えるか
確認しましょう。

◎冬に突入する前に、定期点検を済ませておく
メンテナンス不足が原因で、
冬に故障を起こす場合もあります。
冬に入る前に、
定期点検を済ませましょう。

当社での主な推奨点検項目は下記の通りです。

1.ハンドル周辺

ハンドルの操作やベルトの
劣化状況を調べます。
ハンドルの動きが悪い状況だと、
事故を起こす原因となります。

2.エンジン周辺

エンジンオイルや冷却水の漏れ、
ファンベルトの状況、
排気ガスの濃度や出方などを調べます。

3.電気装置

バッテリー、
点火装置の異常がないか調べます。

4.動力伝達装置

クラッチの動き具合、
シャフトの連結部の異常などを調べます。

5.ブレーキ周辺

ブレーキペダル、パーキングブレーキの効き具合。
ブレーキパッドの消耗などを調べます。

6.排気ガス装置

マフラーの緩みや劣化などがないか調べます。
マフラーの不備は、罰
金の対象となるためご注意ください。

7.タイヤと足回り

タイヤの空気圧・溝、ナットや
ボルト部の緩みや傷がないか調べます。